2009/11/12

ホーリー・グレイルのレプリカでロンドンが爆弾騒ぎ

モンティ・パイソンの名作映画「ホーリー・グレイル」に出てきた小道具で、ココナッツのほかに忘れてはならないのが「アンティオックの聖なる手榴弾」(通称:ホーリー・ハンドグレネード)。
※写真はファン作成のレプリカ

形は権威の象徴である「オーブ(宝珠)」そっくりなものの、十字架状のホーリー・ピンを抜いてから、3秒以下でもなく3秒以上でもなく、きっかり5カウント(3です!)で「凶悪な鋭い牙を持つ殺人うさぎ」を爆砕するという優れもの。

さて、ニュースは今年はじめの3月、ロンドン西部のショーディッチで、水道会社に務める会社員が消火栓の下にホーリー・ハンドグレネードを見つけたのが始まり。

日本人が見ても「きれいな玉」としか思えないブツも、そこは遺伝子レベルにモンティ・パイソンがしみ込んだ英国人のこと、誰もが「あの手榴弾に違いない」と疑わず、なんと警察と消防が近隣のパブやビルを封鎖する大騒ぎに発展!

ほどなくして警察の爆弾処理班が到着し、大真面目にレントゲン調査までして中身を確認したところ、単なるホーリー・ハンドグレネードのレプリカだったと判明し、町の平穏は取り戻された。

目撃者によれば「少なくとも45分前にはそこには何もなかった」といい、警察広報では「何者かがインターネットで購入したレプリカではないか」と語っている。



おお主よ、この敵をこっぱ微塵に打ち砕く手榴弾を祝福したまえ。アーメン


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